いつ食洗器が出来たのか

初めての食洗器はアメリカで作られた

一番最初の食洗器は1800年代のアメリカで作られました。
ある男性が奥さんからの「洗い物を楽にしたい」という愚痴を聞いて発案されたと言われています。
その後改良に改良を重ね、1900年代に入り電動式の食洗器が発売され、欧米に広まったとされています。

日本に初めての食洗器が導入されたのは第二次世界大戦後になっていきます。
ちょうど日本はそのころ、高度成長期に差し掛かり、前回の東京オリンピックが開催され経済大国への道を歩み始めたばかりの時期でした。
初期のものは洗濯機をモデルにしたものであり、かなりのお値段と大きさということもあってか、家庭ではなかなか普及せず、レストランやホテルなどの業務用が主だったと言われています。
また、使用する洗剤に劇薬が入っているのが多く、素人が触るのは危険だったという理由も挙げられています。

食中毒が流行のきっかけだった

しかしながら90年代に入り、お値段も安くなり洗剤も安全なものに改良され、一番の問題点でもあった大きさもコンパクト化されたものが増えていきました。
ちょうどその時に食中毒が全国で大流行し、熱湯で洗う食洗器は衛生的にも問題が無く、食中毒予防にばっちりだということで評価が高まり、一気に一般のご家庭にも浸透しました。

ピーク時には日本の大手家電メーカー全社が食洗器をメインで売り出し、当時の総理大臣が新三種の神器の一つに数えるくらいでした。

衛生的だというのが主な理由ですが、「家事が楽になった」というのも一理あると個人的には思います。
そういえば、発案者も奥さんの「楽になりたい」という理由で食洗器を思いつきましたね。


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